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ロックの部屋

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ブリット・ポップから最新のロック

ブリット・ポップは、80年代イギリスの北部都市マンチェスターがそのルーツである。ジョイ・ディヴィジョンやスミスのようなポスト・パンクが残した憂鬱な後遺症を宿したハッピー・マンデーズやストーン・ローゼズは、ドラッグが引き起こす幻覚作用をそのままポップソングに刻印し、レイヴシーンにまで多大な影響を与えた。
その後、シャーラタンズやジーザス・ジョーンズ、EMFのようなバンドが引き続いて登場し、ブリット・ポップは大きくいうと二方向に分かれていく。ギター・ヘヴィポップとダンス・ヘヴィポップがそれである(ファームのように両面あわせもったバンドもいるが)。スエード、パルプ、マニック・ストリート・プリーチャーズといったギターバンドは、70年代のグラム・ミュージックや80年代初期のニュー・ロマンティック黄金時代の扉を叩き、エラスティカやスーパーグラスといった最新型ニュー・ウェイヴ・バンドは、海外のチャートでも成功をおさめ、華々しい活躍を見せた。
そんな状況下にありながらも、イギリスのある音楽雑誌が「ブリット・ポップは死んだ」と断言したが、ブリット・ポップ自体が健在であるのはもちろん、枝分かれしていったサブスタイルの中でも力強く息づいていることは明白だ。
近年、アメリカでもっとも成功をおさめたのは、オアシスやヴァーヴといった北部出身のギターバンドである。彼らはトラッド・ロックのメロディを自己のスタイルと融合させながら、往年のマンチェスター・サウンドを現代に受け継いでいる。(goo音楽検索より引用)


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